鬼塚滿壽彦「綿津見の宮への路」
東京都知事賞
小さなスペースにも、田園生活の四季折々が
みごとに収められる、木口木版の醍醐味よ。 |
見目陽一「郷の風」栃木県知事賞
故郷・栃木の風景? いや、何処となくユートピアの匂いがただよう楽しげな人と動物たち。 |
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岡本芙美「おじゃまむし」富山県知事賞
お洒落ではないかもしれないけれど、真っ向切り込んだジーンズの生活感がたまらない。 |
田中廣子「飛翔〜空高く〜」鳥取県知事賞
もの想う三人の少女。夢か希望か。ぎごちなく風船を手放す仕草も、かえって情感豊か。 |
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山崎丈夫「夢のあとに」下野新聞社賞
ありそうで、これまではなかった雲のかなたの
エッシャー的世界。色遣いにも個性が光る。 |
金森英彦「燃ゆる」新日本海新聞社賞
白樺模様と赤い山地が交互にみえてくる。
こんな効果、意識して出せたら大したものだ。 |
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水田雄二「静寂」院友賞
繁華街の賑わいをひっそりと映す、どこか物悲しげな橋と暗い流れ。その落差がまたいい。 |
高岸和雄「マチュピチュU」院友奨励賞
精緻につくりこんでいって、はじめて浮び上る
アンデス高地の澄み切った空気と、風の色。 |
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隅野尚人「築地。残された昭和」院友奨励賞
小気味よく切り出されたリアルな民家。昭和の
歴史を辿りながら、次第に心惹かれていく。 |
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