島原に生きる
退職後のいまは絵を描き、書道をし、また小説を書くのにも力を入れています。そして畑に野菜をつくって楽しむ毎日です。無農薬での野菜づくりにこだわっています。私がつくったジャガイモ、玉葱を近所や親戚にもお裾分けして、自己満足しながらつくっております。
絵の方は、「軍艦島」を世界遺産にと長崎県あげて取り組んでおります。私の軍艦島の絵13枚は、長崎市が常設場「軍艦島資料館」に展示してくれました。今後はもっと数を増やして、会場いっぱいに展示していきたいと思っています。
また2007年は、与謝野鉄幹や北原白秋たち5人の詩人が、九州を旅した文学紀行「五足の靴」の百周年に当たりました。それを記念してゆかりの絵画展をつづけています。福岡県、福岡県文化連盟が全面的にバックアップしてくれています。(福岡、北九州、長崎、佐世保、熊本を巡回。)長崎からは私が選ばれたことを名誉に思っております。
ときおり公共施設等から油絵の依頼がありますので、これからもブルーやグリーンを基調として、風景画を楽しみながら描いていきたいと思っています。
増田 正治
「船だまり」
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