郡山三郎 「岩山の冬」1979年、カンヴァス・油彩
一階フロアの奥には、本校創立者・郡山三郎画伯の油絵「岩山の冬」がかけてあります。たった一点ですが対象をスパッと大づかみにし、自身だけの造形にしてみせる、豪放にして洒落た作風がしのばれます。きっと今回の華やかな落成披露宴も、どこからか目を細めて眺めておられたことでしょう。
ライブラリーでビデオを見る
ライブラリー(図書室)では、昭和39年に中央美術学園が誕生したころのビデオが、大型テレビで流されていました。資生堂のデザイナーとして一世を風靡した山名文夫氏や、美術評論家・今泉篤男氏、田中一松氏などがさかんに熱弁をふるっています。若い人たちは、当時をよく知るOBたちに解説してもらっていました。