東京湘南絵画展主宰者・竹市和昭より、皆様に
改めまして御礼の口上を上奏申し上げます。
昨年は記念すべき「第25回東京湘南絵画会展」を迎え、3会場で同時に展覧会が開かれました。本展が時代の流れに抗うことなく、今日まで続けてこられましたのは、ひとえに後援・協賛を頂きました自治体・企業、そして運営に参加下さった役員・会員の皆様方のお陰でございます。衷心より御礼申し上げます。有り難うございました。
先日100年続いた知人の(東京都美術館開催の)公募展より、今期で幕引きになるとの案内状が届きました。とてももったいない、残念なことと感じました。振り返りますと、東京湘南絵画会展も第14回展までは茅ケ崎市民ギャラリーで開催し、その後抽選に漏れましたが、第15回展を東京都美術館で開催できることになり、以降今日まで続いております。途中コロナ禍により都美術館が休館した時も、東麻布にある井手宣通記念館・ギャラリー春岱寮で開催させていただきましたので、一度も休むことなく、本年こうして無事に第26回展を迎えることが出来た次第でございます。
ここにきて、改めて続けることの難しさと、続けることが出来ればそれ自体が価値あることで、財産になり得ると実感しております。今後も初心を忘れず、一歩一歩あゆみ続けて参りたいと思います。つきましては皆々様方、今後とも何卒よろしく、本展をお引き立て下さいますようお願い申し上げます。
令和七年五月佳日