大野廣子 「Rays of sun and moon」2009年、196.2×424.2cm、サナギファインアーツ
大野廣子 「Galaxy Around Us」2010年、193.5×243.5cm、サナギファインアーツ
大野廣子 ・ アトリエにて制作風景 2010年
勅使河原:大野廣子さんは、しばらく前からニューヨークのブルックリンにアトリエを構えている。高層ビルの上だ。そこから摩天楼を見下ろしながら、日々日本画を描いている。当然ちまちました絵になるわけがない。太陽、月、天の川と宇宙のはてまで見通す大画面が多い。もしNASAに招かれたら、彼女は迷わずスペースシャトルに乗って、火星か水星あたりまで行ってしまうのではないだろうか。 |