今年も大盛況「The SIZE SIX展オークション」
武蔵野美術学園では平成25年9月6〜8日の3日間、全学挙げてオープンキャンパス&学園祭「TOUCE TOUR ART」がにぎやかに開かれました。作品展示と講評、体験教室、フリーマーケットと美術好きにはたまらない内容でしたが、なかでも盛り上がったのが「The SIZE SIX展オークション」。出品者、落札数ともに例年に負けない盛況ぶりで、JAOも早速かけつけました。
今年で4回目となるThe SIZE SIX展。もはや学園を象徴する名物行事といっていいでしょう。毎年6号サイズの絵が、学園内外から200点近くあつまります。日本画、油絵、水彩はもちろんのこと、フレスコやテンペラといった古典技法まで並べられるのはさすが、武蔵野美術学園ならではです。日ごろの修練を垣間見せる作品は、いずれもとんでもなく高いレベル。それが信じられない価格からスタートするのですから、思わず皆さんの目が血走ってしまうのも仕方ないですよね。
売り上げの半分は東日本被災者への義捐金となり、残り半分は作者の手に渡ります。会場で競り落とした作品が、わが家の壁にかけられると…。あらあら不思議なことに、ずっと以前からそこにあったようにみえてきます。そんな長いストーリーの始まりが、実はこのThe SIZE SIX展なのですね。 |
